上下の歯、くっついていませんか?それ“危険サイン”です
歯周病と噛み合わせの意外な関係~得する歯の健康情報~
◆歯をくっつけるクセ、実はあごに負担です

みなさんは、何もしていないときに上下の歯がどうなっているか意識したことはありますか? 「軽く触れている」「いつも噛みしめている」という方は要注意です。
本来、私たちの歯は、口を閉じていても少しだけ離れている状態が正常です。 歯が触れるのは、食べるときや話すときのほんの一瞬だけ。 そのため、1日の中で歯が触れている時間は20分以下が普通です。
ところが、仕事中や集中しているときに、無意識に歯を合わせてしまう人がいます。 とある企業の調査では、約2割の人にこのクセがあることがわかりました。
この「歯をくっつけるクセ」は、あごの筋肉や歯に余計な負担をかけてしまい、 痛み・疲労・歯のトラブルの原因になることがあります。
◆歯を傷めていませんか?
普段、無意識に歯をぐっと合わせたり、かみしめたりしていませんか? そのクセがあると、歯や歯ぐき、あごの筋肉に本来以上の負担がかかってしまいます。 たとえ弱い力でも、毎日少しずつ続くことで大きなダメージになることがあります。
その結果として、
• 歯がしみる・痛みやすくなる
• あごの骨が減りやすくなる
• 被せ物や詰め物が壊れやすい
• 噛み合わせが気になる
• 顎関節症になりやすい
など、さまざまなトラブルにつながります。
この特集では、力を入れずにリラックスするコツを紹介しながら、 「無意識のクセがどれほどお口の健康に影響するのか」を知っていただきたいと思っています。
毎日のちょっとした意識で、歯やあごを守り、治療を長持ちさせていきましょう。

◆ 正しい安静時の状態とは?
歯を守るためには、まず「正しい休め方」を知ることが大切です。
- 唇は閉じている
- 上下の歯は触れない
- 舌は軽く上あご側へ
- 顎はリラックスして力が抜けている
- 上下の歯の間には“安静空隙”がある
この状態を意識するだけで、歯や顎の負担は大きく減らせます。
まとめ

◆今日からできるセルフケア
- ふとした瞬間に「歯が触れていないか」チェックする
- 顎の力を抜く練習をする
- ストレス時は深呼吸でリラックス
- デスクワーク中は姿勢を整える
無意識のクセは、まず「気づくこと」から改善が始まります。
