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蚕起食桑

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今年で退位を迎えられる美智子皇后様が雅子さまに養蚕をお引継ぎになられたという

ニュースがありました。

富岡製糸場が世界遺産になったのも記憶に新しいですが、この蚕が紡ぎだす絹糸は

やがて美しいシルクの布地になります。

今の季節は「蚕起きて桑を食う」といって体の小さな蚕が桑の葉をたくさん食べて

絹糸を紡ぎ出す時期です。

古来より日本人の着物には主に絹が使われて来ました。

何色にも染まらない白布の美しさは天然のものだからこそだと思います。

 

同じ絹から作った反物でも、ちりめんやサテンの様にさまざまな表情を見せます。

人間の歯も同じで、人それぞれに自分の歯の表情というものがあります。

歯の白さも表情の1つといえるのではないでしょうか?

 

ふと零れる笑みに、ナチュラルな白さで輝く歯がプラスされると

より自分の魅力をアップさせるのではないでしょうか。