2019年度台湾歯周病学会(TAP学術大会)
お知らせ院長活動報告
先週、院長が台湾歯周病学会(TAP学術大会)に参加してきました。
台湾のみならず日本やドイツ・スイスから歯科医師が参加する大規模なものでした。
外国での症例なども学ぶことで、世界的により一層治療のレベルが
上がっていっていることを感じます。
専門知識の底上げはもちろんのこと、国際交流の観点からも今回
の台湾歯周病学会に参加することはとても意義のあるものでした。
今年のテーマは『インプラント周囲炎』でした。
この「インプラント周囲炎」という言葉をご存知ですか?
インプラントもお手入れをしないと歯周病になります。
インプラントは入れ歯と違い、色々なものが噛める
すばらしい治療ですが、しかしメンテナンスを怠ると
お口の中に細菌が発生してしまいます。
インプラントという人工物の周りに炎症が起こり最終的には骨が溶けていき
インプラントが折れたり、抜け落ちることもあるのです。
これを「インプラント周囲炎」と言います。
歯周病と違い、目に見える炎症やグラつきが少ないので、発見が遅れる
こともあります。
当院にもご自宅でも出来るメンテナンス用品もご用意しています。
自分で出来るメンテナンスには限度があります。
お口の中に特に異常を感じていないときこそ、ぜひゆっくりメンテナンスにお越し下さい。