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恩師に思いを馳せて

ブログ院長活動報告雑賀歯科便り

当院の院長が取り組まれていた学術書がついに2月10日に出版されました。

本書の内容は「咬合」といって咀嚼(そしゃく)やかみ合わせといったお口や歯に

とって最も重要な機能について解説した本となっています。

本書の元となったのは院長が師と仰ぐ下川公一先生のセミナーに参加した際に

共に受講しておられた駒澤先生の受講ノートを再構成して分かり易く一冊にしたものです。

 

 

 

この本を出すにあたり、下川先生から監修していただくために何度も

ご訪問させていただきました。

先生からは厳しい指摘や多くの改善点などのアドバイスを受けた事は

いい思い出となっています。

 

偉大なる恩師である下川先生も昨年12月、この本の出版を待たずに

鬼籍に入られました。

訃報を聞いた際は、とても衝撃を受け、またこの本の完成を見ていただけ

なかったという後悔の念が尽きません。

 

今後、下川先生から直接教えを請うことは出来ませんが、これから「咬合」

という分野を学んでいこうとする歯科医師にとってこの本は1つの指針となれば

と思っております。

 

下川先生が目指された技術を検証し、更なる発展に貢献出来るよう、これからも

研鑽していこうと改めて思いなおしました。

 

ランキングでも1位になりました。

歯科専門書籍販売の「シエン社」の2/10~3/10の販売ランキング1位になりました。

「シエン社」3/11HPより

 

アマゾンの「咬合学」などの売れ筋ランキングで売り上げ1位となりました。

  

アマゾン3/10HPより

 

多くの先生方から「分かりやすい」「勉強になった」とのお声を沢山頂きました。

出版したことで院長の「これからの歯科の発展に貢献したい」という思いが少しでも実現できたのではと思います。

 

 

 

ご興味のある方は是非ごらんになってください。