歯の数と転倒の意外な関係
お知らせブログ
日常生活の中でつまずいたり、転びそうになった事はありませんか?
転倒、骨折は要介護の原因の約1割を占め、
高齢者の3人に1人が転倒を経験するといわれています。
ある調査で、歯の数や義歯の使用状況が転倒と関係する事が分かっています。
自分の歯が19歯以下で義歯未使用の人は、
20歯以上の人と比較して1年間に2回以上転倒するリスクが
2.5倍高い事が明らかになりました。
又、19歯以下であっても義歯を使用している人の転倒リスクは
20歯以上の方と転倒リスクの間に差がありませんでした。
カラダのバランス
人は、頭部が重たいため、身体の重心が上半身にあります。
義歯の装着により、身体動揺や歩行が安定することから、
噛む力の回復が平衡機能に影響することが示唆されています。
まとめ
義歯の装着により噛み合わせが安定して、
高齢者の平衡機能など運動機能の改善に寄与し、
転倒リスクを軽減できる可能性があります。
義歯を持っていても使わない方が
たまにいらっしゃいまいますが、
転倒を防ぐためにも、義歯を使用していきましょう。
痛みがある時は、歯科医院で調整していきます。