フロス・歯間ブラシは歯ブラシの前?後?
お知らせ
前回の内容に引き続き、歯ブラシだけでは歯の汚れは約6~7割しか落とせません。
覚えていただけましたか?4月の内容をまだ読まれてない方はぜひ見てみてください。
今回はむし歯や歯周病菌の温床であるバイオフィルム(プラーク)を除去 する際には
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洗口剤だけではなく他にもデンタルフロスや歯間ブラシも
必要であるということについてご紹介していきます。
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併用すれば8~9割汚れを落とすことできすはずです。
2つの使用するタイミング
ほとんどの方は、歯ブラシでのブラッシングの ‘後‘ にフロス・歯間ブラシを使っている方が多いと思います。
その順序を変えてブラッシングの ‘前‘にフロスや歯間ブラシを
使っている方はいらっしゃいますか?
実は ‘後‘ に使用するよりも ‘前‘ に使用したほうが
清掃の効率が良いというデーターが出ているのです。
しかし必ずしも前でなくてはならないというあけではありません。
汚れが手につき抵抗があるという方はブラッシングの後で使用されてください。
2つの使い分け
デンタルフロスには、歯間に入れやすいワックスタイプと、
汚れがよく落ちるノンワックスタイプがあります。
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また糸巻きタイプとホルダータイプがあり、
糸巻きタイプは必要な長さに切って使えるので経済的!
ホルダータイプは1回ごとに替えるので割高、、、ですが衛生的!
また、持ち手は前歯の操作がしやすいC字型と奥歯の操作がしやすいY字型があります。
歯間ブラシには、針金とナイロン毛のものゴム製のものがあります。
ブラシの太さは6種類ほど!!!!
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フロス同様持ち手は、前歯の操作がしやすいI字型や奥歯の操作がしやすいL 字型などがあります。
使用後は水洗いをして約1~2週間使用でき、ブラシが乱れたら交換します。
まとめ
フロスと歯間ブラシのどちらを使うか迷ったときは、歯ぐきが引き締まった方であれば‘デンタルフロス‘
加齢の変化や歯周病の進行により歯ぐきが下がり、歯の根元に三角形のすき間が空いた方であれば‘歯間ブラシ‘を選ぶといいでしょう。
バイオフィルムは徐々に厚みを増して病原性も高くなります。
そうなる前に1日1回、寝る前にフロスや歯間ブラシを使って、
歯間の汚れやバイオフィルムを除去していきましょう。
その際は、フロスも歯間ブラシも間違ったサイズ選びや操作を行ってしまうと
清掃の除去効率が下がってしまいます。自分にあったものを一緒に選びますので是非ご相談お待ちしております。