何回歯医者に通うかな?
お知らせ
新年、明けましておめでとうございます。
2024年も雑賀歯科医院を何卒よろしくお願い致します。
さて、昨年は何回歯医者へ行かれましたか?
治療のために何度も通院された方、メインテナンスで数回行かれた方、
また、忙しくてなかなか行けなかった方、人それぞれ回数が異なると思います。
昨年治療通いをされた方は、今年はなるべく通院する生活を
減らして行けるようにしましょうね。
忙しくて来院できなかった方、またメンテナンスへ定期的に来られている方は
引き続きお待ちしておりますね。
今回はメンテナンスの内容をご紹介いたします。
メインテナンスとは、、、。
メインテナンスは、お口のなかの健康診断のほかに、歯や歯ぐきをすみずみまで清掃し、
患者さんに合ったセルフケアや間食のコツをお伝えします。
ステップ1 前回来院時からお変わりがないかの確認をします
体調や日常生活にお変わりがないかや、仕事が忙しいといった変化もお口の健康に
影響することがありますのでお話を伺ったりします。
ステップ2 お口の中のチェックをします
プラーク(細菌の塊)のつき具合、歯ぐきの炎症の有無(細い器具で歯周ポケット
の深さや出血を調べます)、歯がグラグラしないなども調べカルテに記録します。
ときどきお口の写真を撮り、必要に応じてエックス線撮影をします。
ステップ3 チェックの結果を説明しアドバイスをします
結果が順調なら、その調子でセルフケアを続けていただくようお伝えします。
心配なところがあるなら磨き残しの減らしかたなど、患者さんのむし歯や歯周病の
なりやすさや生活パターンに合う改善をご提案します。
ステップ4 すみずみまでお掃除をします
歯についたプラークを取り除くだけではなく、歯周ポケットの奥に入り込み歯ブラシでは
取れないプラークや歯石もキレイに清掃します。
ステップ5 PMTCを行います(むし歯リスクの高い方はフッ素塗布を行います)
プラークや歯石でデコボコになった歯の表面をツルツルに仕上げ、再びプラークを付きにくくし、むし歯や歯周病の予防を行います。
※フッ素塗布は子ども向けと思われがちですが、歯ぐきが下がった中高年のかたにもとても効果的です。
歯科医師が診察します
歯科衛生士が記録したカルテを確認し、お口のなかを診察します。歯科衛生士が
チェックした項目と合わせて、噛み合わせや早めに補修すべき箇所など、
お口全体を歯科医師の視点からトータルに診察します。
上記のステップの内容を行うことで、むし歯菌や歯周病菌が減り、次の
メインテナンスまでよい状態を保つことができます。
まとめ
メインテナンスの内容や何ヶ月おきにおいでくただくかは患者さんのむし歯や
歯周病のリスクによって変わります。効果を実感していただくには続けることが
大事なので、仕事や学校。育児、介護などのご都合も含めて遠慮なく歯科医師
歯科衛生士にご相談ください。