百害あって一利なし
お知らせブログ
あっという間に6月になりました。今年1年もあと半分です。
6月4~10日は、「歯と口の健康週間」です。
この機会に定期健診を受診してみましょう。
皆さん「タバコがお口の健康によくない事をご存知ですか?」
タバコには、約200種類もの有害物質が含まれています。
中でも、ニコチンやタールや一酸化炭素は歯周病に
関連があるのです。
タバコの影響って?
ニコチンには、血管収縮作用があります。
その為、歯ぐきからの出血が抑えられ
歯周病であることに気付きにくくなり、
歯周病が重症化してしまいます。
タールは、歯の表面に沈着する「ヤニ」の事です。
ヤニの表面はざらついているので、歯垢や歯石が付きやすくなります。
一酸化炭素には、身体の酸素不足を引き起こす作用があります。
身体の免疫を低下させます。
これらの有害物質の影響で、歯ぐきの血流は悪化し、
歯ぐきや歯周組織に栄養や酸素が上手く届けられなくなり、
歯ぐきの修復機能が低下します。
タバコ1本吸うとビタミンCが25mg破壊されると言われています。
これは、レモン果汁1個分とほぼ同じなのです。
ビタミンCは、コラーゲンを作り出す働きや
酸化防止作用や細胞をダメージから守る作用があるのです。
タバコの影響で、細胞のコラーゲン合成に大切なビタミンCが
破壊されると免疫機能にダメージを与えるということです。
この機会に喫煙してみてはいかがでしょう。