TOPICS

日本と海外の予防歯科の違い

お知らせブログ

7月のタイトル文字イラスト - イラストストック

予防歯科という言葉をご存知ですか?

予防歯科とは、虫歯や歯周病などの病気にならないように、

定期的に歯科医院に通院し、歯のクリーニングや検診を受けることを指します。

欧米では一般的な考え方ですが、日本ではまだ十分に普及していないのが現状です。

今回はそんな日本と欧米(スウェーデン)の予防歯科の違いについてお話します。

 

日本とスウェーデンの歯の健康に関する現状

まず、みなさんは人間の歯の本数をご存知ですか?

人間は元々32本の歯があり、親知らずを除くと28本の歯があります。

『痛くなってから歯医者へ行く』という考えが多い日本人は70歳になったときに

残っている歯の本数は平均なんと、、、、、約15本

 

一方、予防歯科先進国であるスウェーデンは

平均約21本の歯が残っており80歳になっても若い頃とさほど変わらない

歯の本数を維持しているのです!

しかし、数字で見ただけじゃピンとこないですよね・・・。

そこで、イラストにしてみました!このようになります!

 

80歳のとき日本人は15本、スウェーデンは21本。

では日本人が21本のとき一体何歳なのでしょうか・・・?

 

答えは65歳。

 

つまり、日本人はスウェーデンと比較すると15年も歯の寿命が短いのです。

 

その理由は、、

疑問・質問を考える可愛い女性のイラスト | 無料フリーイラスト素材集【Frame illust】

 

スウェーデンでは、定期検診が当たり前

歯並びは一生を通して変化するもの | ファミリー歯科医院

子供のころから、歯科検診の習慣がついており、

歯科検診が当たり前のこととして捉えられ、

生活習慣として定着しているのです。

近年、日本でも国や地方自治体が、ようやく

歯とお口の健康の重要性に着目し始めました。

福岡市でも、『節目健診』がそのひとつです。

『節目健診』のはがきが届いた方は、

虫歯や歯周病の早期発見・早期治療を受けましょう。

 

 

まとめ

予防歯科は、80歳になっても21本の歯を残すための秘訣です。
定期検診やセルフケアを習慣化し、節目健診などの制度を活用して、早期発見・早期治療を心がけましょう。
雑賀歯科では、予防歯科に力を入れています。
節目健診のご相談も承っておりますので、お気軽にご来院ください。

歯医者のイラスト「治療中」 | かわいいフリー素材集 いらすとや